「中国に着いたらLINEもGoogleも使えない…」
中国では「グレートファイアウォール(金盾)」と呼ばれる強力なネット規制が敷かれており、日本で当たり前に使っているサービスの多くがそのままでは利用できません。
これから中国で働く・留学する方へ: 渡航直前のこの時期こそ、VPNの準備が最も重要です。中国国内ではVPNのダウンロード自体ができなくなるため、日本にいる今すぐインストールと動作確認を済ませておきましょう。
渡航前にVPNの準備は必須。でもいざ調べてみると、選択肢が多すぎて「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうのが現実ではないでしょうか。
この記事では、中国歴15年の筆者が利用実績があるVPNを厳選し、以下の3サービスを徹底比較します。
中国での生活・仕事・留学をスタートする方、また、中国でVPNが使えなかった経験がある方や今のVPNから乗り換えを検討中の方にも、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
中国でVPNが必要な理由

中国では当局の規制により、以下のサービスへのアクセスが遮断されています。
| カテゴリ | 使えないサービスの例 |
|---|---|
| SNS・メッセージ | LINE、Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、WhatsApp |
| 検索・地図 | Google検索、Googleマップ、Gmail |
| 動画 | YouTube、Netflix |
| ビジネスツール | Google Drive、Slack、Dropbox |
| 生成AIツール | ChatGPT、Gemini、Claude |
これらを使うには、中国の規制をすり抜けられるVPNが必要です。ただし、中国当局もVPNへの規制を強化しており、「普通のVPN」では接続できないケースが増えています。
中国に特化したVPNを選びましょう!
VPNの準備は必ず中国に入国する前に行いましょう。中国国内ではVPN提供サービスのWebサイト自体がブロックされており、現地での新規登録・ダウンロードが困難な場合があります。
中国に行く前に今すぐやるべきこと

これから中国で就職・赴任・留学を控えている方にとって、VPNの準備は「出発前の必須タスク」のひとつです。ここを後回しにすると、現地に着いた初日から困る可能性があります。
なぜ「今すぐ」が重要なのか?
中国に到着した後では、VPN提供会社の公式サイト自体がブロックされているため、新規登録もアプリのダウンロードもできません。つまり、VPNは日本を出る前にインストール・課金・動作確認まで完了させておく必要があります。
「着いてから考えよう」は、中国ではNGです。
渡航前のVPN準備チェックリスト
- VPNサービスを選んでアカウント登録する
- スマートフォン・PCにアプリをインストール
- 日本のWi-Fiで接続テストをしてみる
- 万一の備えとして、複数のVPNも入れておく
無料試用や返金保証のあるVPNを複数準備して、中国渡航後に使用感を、キャンセルする
はじめての方に特におすすめのVPN
仕事・ビジネスで使う方 →「UCSS」
ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議ツールを安定して使えることが最優先。UCSSは接続安定性に定評があるため、業務での利用に特に向いています。
留学生・はじめてのVPN利用の方 →「かべネコVPN」または「スイカVPN」
かべネコVPNは日本語サポートが充実しており、VPN初心者でも迷わず設定できます。スイカVPNは長期プランのコスパが高く、1年以上の留学生活をカバーするのに適しています。
中国VPN選びの3つのポイント

数あるVPNの中から「中国で本当に使えるもの」を選ぶには、以下の3点を重視してください。
① 中国に特化した通信技術があるか
中国のグレートファイアウォールはVPN通信を検知してブロックする仕組みを持っています。これを回避するためには、VPN通信を通常のHTTPS通信に見せかける「難読化技術」が必要です。このように中国での利用に特化した技術なしでは、一般的に評判の良い大手のVPNでも中国では繋がりにくくなります。
② 日本語サポートがあるか
現地で急にVPNが繋がらなくなったとき、英語のみのサポートでは対応に困ることがあります。日本語対応のカスタマーサポートがあれば安心です。
③ 返金保証があるか
現地で使ってみて満足できなかった場合に備え、返金保証の有無も重要です。特に中国滞在前に試す機会が少ない場合、この保証があると安心して購入できます。
おすすめ中国VPN 比較一覧表
UCSS
| プロトコルの種類 | 独自のプロキシサービス |
| データログ収集 | ログ、DNSクエリの保持なし |
| ストリーミング対応 | Amazonプライム、Netflix、Hulu、DAZN、U-NEXT、Abema など |
| 対応デバイスOS | Windows, macOS, iOS, Android, ルーターなど |
| 無料トライアル | 無し |
UCSSは、最高2Gbpsの超高速通信を提供し、世界中どこからでも日本の動画を快適に視聴できます。特に、ネット規制が最も厳しい中国での利用者から高く評価されています。さまざまなVPNを試したユーザーが最終的にUCSSを選ぶ理由は、その圧倒的な通信速度です。Netflix、AbemaTV、DAZN、Hulu、Amazonプライム、YouTubeなど、ほぼすべてのストリーミングサービスも途切れることなく視聴できると評判です。また、アプリ開発にも力を入れており、ワンタッチでVPNに接続できるようになり、さらに使いやすくなっています。
長所
- ストレスフリーなケタ違いの高速VPN
- 中国でいちばん使えると評判
- ワンタッチで接続できるアプリ
- 超高速通信で快適に動画を視聴できる
- カスタムできる回線プラン
- シビアな通信が求められるニーズにも対応
注意点
- 無料トライアルが無い
- 最短プランは3ヶ月から
- 月間通信量に上限あり
- 他社に比べて料金が高め
かべネコVPN
| プロトコルの種類 | OpenConnect, PPTP, L2TP, Trojan-GFW, IKEv2, shadowsocks |
| データログ収集 | 個人情報保護方針あり |
| ストリーミング対応 | Amazonプライム、Netflix、Hulu、DAZN、U-NEXT、Abema など |
| 対応デバイスOS | Windows, macOS, iOS, Android |
| 通信パフォーマンス | こちらを参照 |
| 無料トライアル | 最大21日間無料 |
かべネコVPNは、日本企業が運営する信頼性の高いVPNサービスです。利用しない日がある場合でも、最大契約期間の50%分を繰り越して自動延長されるお得なサービスを提供しています。また、有料プランに契約した後の返金制度ではなく、メールアドレスを登録するだけで2週間の完全無料お試しが可能です。面倒な解約手続きも不要です。特に、ネット規制が最も厳しい中国での利用者から高く評価されており、規制強化情報や回避方法を日本語で発信するブログも好評です。さらに、1年プランなら月額480円と非常にコストパフォーマンスが良いため、セカンドVPNとしても最適です。
長所
- 最大21日間の無料トライアル
- 使わない日は繰り越せるプラン
- 解約手続きは一切不要
- 中国のネット規制をブログ発信
- 高速通信で快適な動画視聴
- シビアな通信が求められるニーズにも対応
- 日本企業による安心サポート
注意点
- 初期設定が必要
- 専用アプリが無い
- 同一アカウントによる接続は1端末のみ
- 日本以外のサーバーが少ない
スイカVPN
| プロトコルの種類 | OpenConnect, PPTP, L2TP, IKEv2, shadowsocks |
| データログ収集 | 個人情報保護方針あり |
| ストリーミング対応 | Amazonプライム、Netflix、Hulu、DAZN、U-NEXT、Abema など |
| 対応デバイスOS | Windows, macOS, iOS, Android |
| 通信パフォーマンス | こちらを参照 |
| 無料トライアル | 30日間無料キャンセル |
スイカVPNを利用すれば、海外からでもAmazonプライムビデオ、Netflix、TVer、AbemaTVなど、ほとんどすべての日本の動画サイトが閲覧可能になります。特に、中国に住んでいる日本人にとって、スイカVPNは必需品です。インターネット閲覧規制の厳しい中国からでも、YouTube、Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどのサービスを利用できます。また、30日間返金保証を提供しているのでお気軽にお試しできます。また、アプリ開発にも力を入れており、ワンタッチでVPNに接続できるようになり、さらに使いやすくなっています。
長所
- 安心の30日間の返金保証
- アプリでワンタッチ接続ができる
- すべての動画配信サービスが視聴可能
- シビアな通信が求められるニーズにも対応
- 日本企業による安心サポート
注意点
- 長期契約のお得感が弱い
- 日本以外のサーバーが少ない
結局どのVPNを選べばいい?

VPN選びで迷っている方のために、状況別のおすすめをまとめました。
| あなたの状況 | おすすめVPN |
|---|---|
| はじめてのVPN | かべネコVPN・スイカVPN |
| VPNは経費で落ちる | UCSS |
| 日本の動画が見たい | UCSS・スイカVPN |
| 中国出張が多い | かべネコVPN |
| 仕事でWeb会議が多い | UCSS |
| ワンタッチ接続 | UCSS・スイカVPN |
よくある質問FAQ

Q. VPNは中国で違法ですか?
A. 中国政府は許可を受けていないVPNの使用を制限していますが、外国人観光客・ビジネスパーソンが個人利用する分については、現実的に厳しく取り締まられているケースはほとんど報告されていません。ただし、最新の法規制状況は渡航前に確認することをおすすめします。
Q. 中国に着いてからVPNをインストールできますか?
A. 非常に困難です。VPN提供会社のサイト自体がブロックされているため、渡航前にインストールと動作確認を必ず済ませておきましょう。
Q. iPhoneでも使えますか?
A. 本記事で紹介している3つのサービスはいずれもiOS・Androidに対応しています。ただし、App Storeの中国アカウントではVPNアプリが表示されない場合があるため、日本のApple IDを使ってインストールしておくことを強くおすすめします。
Q. 無料VPNではだめですか?
A. 中国での使用を想定した場合、無料VPNは接続が不安定でほとんど機能しないと考えてください。また、無料VPNはセキュリティリスクが高い場合もあり、有料サービスの利用を強くおすすめします。
Q. 複数のVPNを入れておいた方がいいですか?
A. 規制が強化された時期の保険として、2つ以上入れておくのは有効な対策です。メインとサブで使い分けるユーザーも多くいます。
中国おすすめVPN まとめ
中国でVPNを使う際には、中国特化技術・日本語サポート・接続安定性の3点が特に重要です。
今回ご紹介した3つのサービスはいずれも中国での利用を想定して作られており、それぞれに強みがあります。
- UCSS → ビジネスユーザー・安定性最優先の方に
- かべネコVPN → 初心者・VPN設定に不安がある方に
- スイカVPN → 留学生・長期滞在者・バランス重視の方に
これから中国生活をスタートする方は、時間があまりありません。 渡航前の今のうちに、VPNのインストールと動作確認まで終わらせておきましょう。現地に着いてからでは手遅れになります。
どれが自分に合っているか迷ったら、まずは返金保証期間を使って実際に試してみましょう。





